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玉露の美味しい入れ方
玉露を美味しくいただくには、特にお湯の温度が非常に重要です。およそ50度前後のぬるめのお湯でじっくりと入れると、緑茶の旨味成分であるテアニンが引き出されます。あついお湯で入れると、苦みのもとであるカテキンが多く引き出されてしまい、せっかくの玉露の持ち味が台無しです。また、茶葉の量は1人分3~4gと多めに使用し、抽出時間も2~3分と長めにとります。
まったりとした味わいの玉露は、少しの量をゆっくりと味わいながらいただきます。少しの量をいただくので、急須や茶碗等の茶器も、小振りの玉露用のものを使用します。3人分を入れるとして、急須は90ml、茶碗は40mlくらいの容量がちょうど良いです。
できましたら、湯冷ましを用意すると、より本格的です。
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急須にお湯を入れて湯冷ましします。
※お湯の温度の目安は、上茶で50度並茶で60度
※茶器は玉露用の小さめのものを使用します。 -
急須のお湯を茶碗に5~6分目ほど入れます。
※お湯の量の目安は3人分で60~70cc.。 -
急須にお茶の葉を入れます。
※茶葉の目安は3人分で10~12g(大さじ軽く2杯分) -
さました茶碗のお湯を急須に入れます。
2~3分ほどまちましょう。 -
急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
玉露は、まったりとした甘みが命です。湯ざまししたお湯の方が甘みが増します。
少し多めかなと思う量のお茶の葉を入れ、ゆったりのんびり入れるのがコツです。
量の目安は、お茶約10gに70cc.です。