- 2025-02-09 (日) 6:00
- お役立ちコラム
日本茶は、その奥深い味わいと香りに魅了される人が多くいます。
しかし、いざ自分で淹れてみようと思っても、適切な手順やコツが分からず、美味しく淹れられないと悩む方も少なくありません。
今回は、初心者の方でも簡単に、そして美味しく日本茶を淹れるための基本的な手順とコツを分かりやすくご紹介します。
初めての方でも安心してお読みいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください。
日本茶の魅力を存分にご堪能いただくための一助となれば幸いです。
日本茶の淹れ方基本手順
用意するもの
日本茶を淹れるために必要なものは、急須、湯呑み、茶葉、そしてお湯です。
急須は、陶器製や耐熱ガラス製など、様々な種類があります。
お好みのデザインや素材のものを選んでください。
湯呑みは、急須と同様に好みで構いません。
茶葉の量はお茶の種類や好みによって調整しますが、後述する目安を参考にすると良いでしょう。
茶葉の量と湯温
茶葉の量は、湯呑み1杯あたり約2gを目安にすると良いでしょう。
茶葉の種類によっては、推奨される量が異なる場合もありますので、パッケージの表示を確認することをお勧めします。
湯温は、茶葉の種類によって最適な温度が異なります。
煎茶などでは、約80℃が一般的ですが、深蒸し茶などでは少し低めの温度が適している場合もあります。
沸騰したお湯を一度湯呑みに移し替えることで、温度を調整できます。
お湯を注ぎ、蒸らす
急須に茶葉を入れ、湯温を調整したお湯を注ぎます。
お湯を注いだ後は、急須に蓋をして、茶葉が開くまで数分間蒸らします。
蒸らす時間は、茶葉の種類や好みによりますが、1~2分程度が目安です。
深蒸し茶の場合は、30秒程度で十分です。
適切な浸出時間
茶葉を蒸らした後、急須を傾けながら湯呑みに注ぎます。
この時、急須を回し、すべての湯呑みに均等にお茶を注ぐ「廻し注ぎ」を行うと、より美味しくいただけます。
浸出時間は、茶葉の種類や湯温によって調整します。
湯呑みに注ぐ
急須から湯呑みに注ぐ際には、最後の一滴まで注ぎ切るようにしましょう。
急須に茶葉が残っていると、二煎目以降のお茶の味が渋くなってしまう場合があります。
二煎目以降の淹れ方
煎茶など、複数回楽しめるお茶の場合、二煎目以降も美味しく淹れることができます。
二煎目は、一煎目よりも少し短めの時間で淹れると良いでしょう。
また、湯温は一煎目よりも少し高めにしても構いません。

より美味しく日本茶を淹れるためのコツ
水の選び方と沸騰方法
美味しいお茶を淹れるためには、水の質も重要です。
水道水を使用する場合は、一度沸騰させてからカルキ臭を飛ばすことがおすすめです。
浄水器を使用するのも良い方法です。
急須の種類と選び方
急須は、様々な種類があります。
素材、形、大きさなど、好みに合わせて選ぶことができます。
初めての方は、使い勝手の良いものを選ぶことをお勧めします。
茶葉の種類による調整
茶葉の種類によって、最適な湯温や浸出時間が異なります。
パッケージに記載されている情報を参考に、調整してみることをお勧めします。
よくある失敗と解決策
お茶が苦い、薄い、渋いなど、よくある失敗とその解決策をまとめました。
苦い場合は湯温を下げて、薄い場合は茶葉の量を増やしてみましょう。
渋い場合は浸出時間を短くしてみましょう。

まとめ
この記事では、日本茶の基本的な入れ方と、より美味しく淹れるためのコツをご紹介しました。
茶葉の種類や湯温、浸出時間などを調整することで、自分好みの味わいを見つけることができるでしょう。
お茶の淹れ方は、経験を重ねることでより一層上達します。
そして、何よりも大切なのは、お茶を淹れる時間、そして飲む時間をゆっくりと楽しんでいただくことです。
リラックスした気持ちで、お茶の香りと味を心ゆくまでご堪能ください。
当店は、土から水、葉茶の摘み方にいたるまで徹底的にこだわり抜いた製品のみを取り扱っております。
宇治田原産の宇治抹茶をお求めの方はぜひ当社までご相談ください。