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煎茶と深蒸し茶の選び方!特徴・歴史を深掘り



煎茶と深蒸し茶、どちらも緑茶として親しまれていますが、その味わいや見た目には違いがあります。
どちらがお好みですか。
それとも、違いがよく分からず、選び方に迷っているでしょうか。
今回は、煎茶と深蒸し茶の違いを、製造工程や味、香り、栄養価といった様々な視点からご紹介します。
それぞれの歴史や特徴にも触れ、より深く理解を深めていただけるよう努めます。

煎茶と深蒸し茶の違いを解説します

蒸し時間の違いが全て?基本的な製造工程を比較

煎茶と深蒸し茶の最も大きな違いは、茶葉を蒸す時間です。
一般的な煎茶は30~40秒程度の蒸し時間で製造されますが、深蒸し茶はそれよりもはるかに長い時間、1分以上蒸されます。
この蒸し時間の差によって、茶葉の成分や構造に変化が生じ、味や香り、色などに違いが現れます。
深蒸し茶は、茶葉の中まで十分に蒸気が浸透するため、茶葉自体が細かくなります。

味や香り、色の違いを比較検討

蒸し時間の違いは、煎茶と深蒸し茶の味や香りに大きな影響を与えます。
煎茶は、比較的爽やかな香りと、旨みと渋みのバランスが特徴です。
色は淡い緑色です。
一方、深蒸し茶は、渋みが少なく、まろやかでコクのある甘みが特徴です。
香りは煎茶に比べて控えめです。
色は、煎茶よりも濃い緑色になります。
これは、茶葉の微粒子が多く抽出されるためです。

栄養価の違いは?健康志向の人にもおすすめ?

煎茶と深蒸し茶に含まれる栄養成分は、大きく変わりません。
カテキン、カフェイン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれます。
ただし、深蒸し茶は茶葉が細かく粉状になるため、通常は茶殻に残ってしまう食物繊維やβカロテン、ビタミンE、ミネラル(銅、亜鉛、マンガン)などがより多く抽出されます。
そのため、深蒸し茶は、栄養価をより効率的に摂取したい方にもおすすめです。
お茶の色が鮮やかな濃い緑色なのは、茶葉の微粒子が浮遊しているからです。


煎茶と深蒸し茶それぞれの魅力と歴史

煎茶の歴史と特徴

煎茶は、日本の代表的な緑茶です。
1738年、宇治の永谷宗円によって開発された蒸し製法によって作られるようになりました。
煎茶は、爽やかな風味と、旨みと渋みのバランスが特徴です。
様々な種類があり、その土地の気候や土壌によって味や香りが異なります。

深蒸し茶の歴史と特徴

深蒸し茶の発祥は、静岡県中部の牧之原台地と言われています。
この地域は、日照時間が長く、茶葉に渋みと苦味が強く出てしまうという課題がありました。
そこで、昭和30年代、渋みと苦味を抑えるために、蒸し時間を長くする深蒸し製法が開発されました。
深蒸し茶は、まろやかなコクと甘みが特徴で、渋みが少ないため飲みやすいお茶です。


まとめ

煎茶と深蒸し茶は、茶葉の蒸し時間の長さが大きな違いです。
この違いによって、味、香り、色、そして栄養価にも違いが現れます。
煎茶は爽やかな風味と旨みと渋みのバランスが特徴である一方、深蒸し茶はまろやかなコクと甘みが特徴です。
それぞれの歴史的背景も踏まえ、好みに合わせて選んでみてください。
深蒸し茶は、栄養価を効率的に摂取したい方にもおすすめです。
どちらのお茶も、日本の豊かな茶文化を象徴する存在です。
それぞれの魅力を味わってみてください。

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