急須の選び方｜お茶のプロが教える！失敗しない選び方とおすすめ急須５選

お茶の時間をもっと豊かにしたいという方にとって急須選びは、日々の暮らしを彩るためにとても大切ですよね。
「急須を買いたいけど、種類が多くて、どれを選べばいいのかわからない…」
「失敗したくないから、選び方を教えてほしい…」
そんな悩みをお持ちの方のために、お茶のプロが急須選びのポイントを解説し、おすすめ急須５選を紹介します。

□急須の選び方｜失敗しないための４つのポイント

お茶を美味しく淹れるために欠かせない「急須」。
日々の生活で使うものだからこそ、よりよいものを選びたいですよね。
急須選びで失敗しないための４つのポイントを紹介します。

1: 素材を選ぶ

急須は、陶器、鉄、ガラス、樹脂など、様々な素材で作られています。

・陶器：
– 特徴: 吸水性が高く、お茶の風味をまろやかにする。
保温性も高く、ゆっくりと温かいお茶を楽しめる。
– 選び方のポイント: 産地や土の種類によって、お茶の味わいが変わる。
自分の好みに合った素材を選びたい。

・鉄：
– 特徴: 熱伝導率が高く、お湯が早く沸く。
鉄分が溶け出し、健康にも良い。
– 選び方のポイント: 重厚感があり、長く愛用できる。

・ガラス：
– 特徴: 透明感があり、お茶の色合いを楽しめる。
お手入れがしやすい。
– 選び方のポイント: シンプルでスタイリッシュなデザインが多い。

・樹脂：
– 特徴: 軽量で割れにくい。
お手入れも簡単。
– 選び方のポイント: 価格が手頃なものが多い。

2: サイズを選ぶ

急須のサイズは、用途や人数に合わせて選びましょう。
・1人分：100～150ml
・2～3人分：200～350ml
・4～5人分：400～550ml

小さすぎると何度も注ぎ足さなければいけませんし、大きすぎるとお茶が濃くなってしまったり、せっかくのお茶が冷めてしまうことも。
自分のライフスタイルに合ったサイズを選びましょう。

 

3: 茶こしを選ぶ

茶こしは、お茶の成分をしっかり抽出するために重要な役割を果たします。

・帯網：
– 特徴: 急須の内側全体に網が張られている。
目詰まりしにくく、お茶全体から成分を抽出できる。
– メリット: お茶の旨みを引き出しやすい。
– デメリット: お手入れが少し面倒。

・かご網：
– 特徴: 取り外し可能な網。
– メリット: お手入れが簡単。
– デメリット: 茶葉が網からこぼれ落ちることがある。

・平網：
– 特徴: 注ぎ口を覆うように網が張られている。
– メリット: お茶が注ぎやすい。
– デメリット: 茶葉の成分が十分に抽出されない場合がある。

4: すり合わせをチェック

急須と蓋の間に隙間があると、お茶の蒸らしに影響が出たり、注ぐときに漏れてしまったりします。
特に安価な急須は、すり合わせが甘くなっていることがあるので、購入前に必ずチェックしましょう。

□お茶のプロが厳選｜おすすめ急須５選

お茶のプロが厳選したおすすめ急須５選を紹介します。
デザインや機能性、価格帯も様々なので、ぜひ自分のお気に入りを見つけてください。

 

1: SOU・SOU急須

– 特徴: 京都のテキスタイルブランドSOU・SOUとのコラボ急須。
ポップで和モダンな柄が特長。
ガラス製なので、お茶の色が見えて目にも鮮やか。
– 価格: 4,258円（税込）

 

2: 一心作円か急須

– 特徴: 愛知県の常滑市生まれ。
カラフルでかわいい見た目だけでなく、機能性も兼ね備えている。
– 価格: 2,990円（税込）

 

3: 帯網ライン急須

– 特徴: 急須全体をぐるりと囲うように描かれた２色の青いライン。
職人の手作業で描かれた線が美しい。
– 価格: 3,980円（税込）

 

4: UMAKO急須

– 特徴: ティーポットのような形の後手の急須。
煎茶はもちろん、ほうじ茶やハーブティーも手軽に淹れられる。
– 価格: 2,970円（税込）

 

5: 南部鉄急須（アラレ）

– 特徴: 岩手県が誇る伝統工芸品・南部鉄器。
独特のアラレ文様と重厚感のあるデザインが魅力。
– 価格: 6,809円（税込）

 



 

□まとめ

 

急須選びは、素材、サイズ、茶こし、すり合わせなど、様々なポイントがあります。
自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適な急須を選びましょう。
今回紹介したおすすめ急須５選を参考に、あなたのお茶の時間をもっと豊かにしてくださいね。