- 2025-02-01 (土) 6:00
- お役立ちコラム
抹茶を点てるのは、難しそうと感じる方もいるかもしれません。
しかし、基本的な手順さえ押さえれば、意外と簡単に、そして美味しく抹茶を楽しむことができます。
今回は、初心者の方でも分かりやすく、抹茶を点てる手順から、より美味しくいただくためのコツまで、丁寧に解説します。
一緒に、豊かな抹茶の時間を過ごしましょう。
抹茶をたてる基本手順をマスターしよう
必要な道具の準備
抹茶を点てるには、抹茶碗、茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)、そして抹茶とお湯が必要です。
茶杓は抹茶を計量するための小さなスプーンです。
茶碗は、陶器製のものを使用するのが一般的ですが、材質や形は好みで選べます。
茶筅は、竹でできた泡立て器で、繊細なため、優しく扱ってください。
100円ショップでも購入できますが、本格的なものを求める場合は専門店で選ぶことをお勧めします。
抹茶と水の分量
抹茶は、茶杓2杯分(約2g)が一般的な量です。
ティースプーン小さじ1/2程度でも構いません。
抹茶の量はお好みで調整できますが、少なすぎると味が薄く、多すぎると苦味が強くなります。
水は、60〜70cc程度が目安です。
抹茶碗の約1/4〜1/5程度を目安に、お湯の量を調整しましょう。
お湯の温度調整
お湯の温度は、80〜90℃が適温です。
熱すぎると抹茶が苦くなり、冷たすぎると泡立ちが悪くなります。
一度沸騰させたお湯を、少し冷ましてから使用すると良いでしょう。
湯冷ましを使うと温度調整が容易です。
抹茶を点てる手順の詳細解説
抹茶碗に抹茶を入れ、茶筅を添えます。
抹茶を軽く混ぜ、お湯を注ぎます。
茶筅を底から少し離し、手首のスナップを利かせ、前後に動かしながら抹茶を点てます。
「m」の字を書くように動かすのがポイントです。
泡が立ってきたら、茶筅の先を水面まで上げ、泡を細かくしていきます。
表面が均一に泡立ち、「の」の字を描くように仕上げると美しい仕上がりになります。
![](https://www.fujiya-chaho.com/blog/wp-content/uploads/2025/01/ae6055fcd59c9b6e95d27f7df24be479-300x225.png)
抹茶をたてる上級テクニック
抹茶の種類による点て方の違い
抹茶の種類によって、点て方や適したお湯の温度が異なります。
高級な抹茶は、繊細な泡立ちを重視し、ゆっくりと点てるのが良いでしょう。
一方、普段使いの抹茶は、比較的簡単に点てることができます。
それぞれの抹茶の特徴に合わせて、点て方を調整しましょう。
茶碗の種類による点て方の違い
茶碗の形状や材質によっても、点て方が変わってきます。
例えば、深くて広い茶碗は、泡立ちやすく、浅い茶碗は、泡立ちにくい傾向があります。
茶碗に合わせて、茶筅の動かし方を調整しましょう。
より美味しくいただくためのコツ
抹茶をより美味しくいただくためには、新鮮な抹茶を使用すること、そして、お湯の温度や量を調整することが重要です。
また、茶碗を温めておくことで、抹茶の温度を保ち、より美味しくいただけます。
良質な水を使用することも忘れずに。
抹茶点ての練習方法
最初は、手順を丁寧に確認しながら、何度も練習することが大切です。
最初はうまく点てられなくても、諦めずに繰り返し練習することで、徐々に上達していきます。
動画などを参考にすると、より分かりやすいでしょう。
抹茶を楽しむためのマナー
抹茶を点てる際には、基本的なマナーを学ぶことで、より深く抹茶の世界を楽しむことができます。
例えば、茶碗を持つ位置や、茶筅の扱い方など、細やかな作法があります。
機会があれば、作法を学ぶことで、抹茶への理解が深まるでしょう。
![](https://www.fujiya-chaho.com/blog/wp-content/uploads/2025/01/1785276e705a14c386d2482e80a9bfc5-300x225.png)
まとめ
この記事では、抹茶を点てる基本的な手順から、上級テクニック、そして美味しくいただくためのコツまで、幅広く解説しました。
初心者の方でも、この記事を参考にすれば、自宅で簡単に美味しい抹茶を楽しむことができるでしょう。
ぜひ、この記事を参考に、抹茶の世界を堪能してください。
抹茶の豊かな風味と、美しい泡立ちを、ご自身の五感で感じ取ってください。
そして、抹茶を通して、日本の伝統文化に触れてみてください。
当店は、土から水、葉茶の摘み方にいたるまで徹底的にこだわり抜いた製品のみを取り扱っております。
宇治田原産の宇治抹茶をお求めの方はぜひ当社までご相談ください。