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茶葉からカップまで!お茶ができるまでの全工程を解説



 

お茶は、古くから人々に親しまれてきた飲み物です。
その深い歴史と奥深い味わいは、多くの人を魅了し続けています。
しかし、一口のお茶が私たちの手に届くまでには、どのような工程が隠されているのでしょうか?
今回は、茶葉からカップ一杯のお茶ができるまでの工程を、分かりやすくご紹介します。
お茶の製造工程について知りたい方、お茶の生産に関心のある方は、ぜひ最後までお読みください。

 

茶葉からカップ一杯のお茶になるまでを徹底解説!

 

茶葉の収穫と選別

 

お茶の生産は、茶葉の収穫から始まります。
収穫時期は種類によって異なりますが、一般的には春から夏にかけて行われます。
新芽が伸び始めた時期に、熟練の茶農家が丁寧に手で摘み取ります。
摘み取った茶葉は、鮮度を保つため、速やかに選別・運搬されます。
選別では、大きさや形、傷み具合などをチェックし、品質の高い茶葉を選び出します。

 

荒茶製造工程

 

選別された茶葉は、荒茶製造工程へと進みます。
この工程では、茶葉の水分を調整し、独特の香りと味を作り出します。
主な工程は、蒸す、揉む、乾燥です。
蒸す工程では、高温の蒸気で茶葉を処理し、酵素の働きを抑制します。
揉む工程では、茶葉を機械で揉み、葉の形を整え、香りや旨味を引き出します。
乾燥工程では、茶葉の水分を飛ばし、保存性を高めます。
これらの工程を経て、荒茶が完成します。

 

仕上げ工程と品質管理

 

荒茶は、そのままでは飲用には適しません。
そこで、仕上げ工程が必要となります。
この工程では、荒茶を選別し、乾燥、火入れなどの処理を行います。
選別では、茎や粉などの不要な部分を丁寧に取り除きます。
乾燥では、さらに水分を飛ばし、品質を安定させます。
火入れでは、適切な温度で加熱し、お茶の風味を高めます。
これらの工程を経て、ようやく商品として出荷できるお茶が完成します。
品質管理は、各工程において徹底され、安全で美味しいお茶が消費者に届くよう、細心の注意が払われています。

 

様々な種類のお茶と製造工程の違い

 

お茶の種類によって、製造工程は大きく異なります。
例えば、緑茶は蒸す工程が重要で、発酵を抑制することで緑色の鮮やかな色合いと独特の旨味を生み出します。
一方、紅茶は発酵を促進させることで、赤褐色の色合いと濃厚な味わいを生み出します。
烏龍茶は、緑茶と紅茶の中間的な発酵工程を経て作られます。
それぞれの工程の違いによって、お茶の風味や色が変化します。

 

お茶ができるまでにかかる時間と労力

 

お茶ができるまでには、多くの時間と労力が費やされます。
茶葉の栽培から収穫、製造、そして出荷まで、多くの人の手によって丁寧に作られています。
特に、荒茶製造工程では、熟練の技術と経験が必要とされ、手間のかかる作業が数多く含まれています。
一口のお茶を飲むときには、その背景にある時間と労力に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。


お茶の種類と製造工程の違い

 

緑茶の製造工程

 

緑茶の製造工程は、大きく分けて「蒸す」「揉む」「乾燥」の3つの工程からなります。
新鮮な茶葉を蒸して酵素の働きを止め、その後揉んで形を整え、乾燥させて水分を飛ばします。
この工程によって、緑茶特有の鮮やかな緑色と爽やかな香りが生まれます。
煎茶、玉露、抹茶など、様々な種類の緑茶は、これらの基本工程に加えて、独自の工程を加えることで、それぞれ異なる特徴を持つお茶になります。

 

紅茶の製造工程

 

紅茶の製造工程は、緑茶とは異なり、発酵を促進させることが特徴です。
摘み取った茶葉は、萎凋(しおれさせる)、揉捻(揉んで細胞を壊す)、発酵、乾燥といった工程を経て作られます。
発酵によって茶葉の色は赤褐色に変化し、独特の風味と香りが生まれます。
アッサム、ダージリン、ウバなど、様々な種類の紅茶は、茶葉の種類や発酵時間によって、それぞれ異なる風味を持ちます。

 

烏龍茶の製造工程

 

烏龍茶の製造工程は、緑茶と紅茶の中間的な発酵工程が特徴です。
萎凋、揉捻、発酵、乾燥の工程を経て作られますが、発酵の程度によって、軽発酵、半発酵、重発酵など、様々な種類があります。
発酵の程度によって、お茶の色、香り、味わいが大きく変化します。

 

日本茶と海外茶の違い

 

日本茶と海外茶の違いは、主に製造工程にあります。
日本茶は、蒸す工程が特徴的で、発酵を抑制することで、緑茶特有の爽やかな風味を生み出します。
一方、海外茶は、発酵を促進させる工程が多く、紅茶や烏龍茶など、発酵によって独特の風味を持つお茶が多く作られています。

 

お茶の風味を決める工程とは

 

お茶の風味を決める工程は、種類によって異なりますが、一般的には発酵の程度と乾燥工程が重要です。
発酵の程度によって、お茶の色、香り、味わいが大きく変化します。
また、乾燥工程では、適切な温度と時間で乾燥させることで、お茶の品質を保ち、風味を高めることができます。


まとめ

今回は、お茶ができるまでの全工程を、茶葉の収穫から包装・出荷まで、詳細にご紹介しました。
また、各工程において、お茶の種類によって異なる点や、その工程がお茶の風味にどのように影響を与えるかについてもご紹介しました。
様々な種類のお茶の製造工程の違いを理解することで、それぞれのお茶の個性や魅力をより深く知ることができるでしょう。
お茶を飲む際には、その背景にある複雑な工程と、多くの人の努力を思い起こしていただければ幸いです。

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